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外反母趾

外反母趾という名前を聞いた事がある方は多いと思います。

外反母趾とは足の親指の先が外を向き、付け根が内側に出っ張る状態ですがもっと詳しくみると中足骨と呼ばれる骨が足部の根元の骨と関節を作っているのですがこの部分にも関節のずれが起きており変形はつま先だけでなくもっと根元の方から起こっています。

ハイヒールやつま先が狭くなっている靴を履くことが原因の一つでもあり、10:1で女性に多く痛みが無いこともあるが痛みがある場合は治療が必要な事もあります。女性に多い理由としては関節を支える結合組織が弱いのと関節弛緩性などの内因性が考えられます。

ハイヒールや靴に内側に出ている部分が擦れたりすることでバニオンと呼ばれる組織が炎症を起こし痛みや腫れが出る。また、さらに変形が進むと靴を履いてなくても痛みが出てくるようになる。さらに足を着くたびに神経を圧迫するようになり痛みが強くなる。

治療は変形が強く生活に支障が出る場合には手術が選ばれることもあるが基本的には手術をすることはあまりなく、変形に対して処置をするのではなく痛みに対して処置をしていく感じになります。

処置としては母趾内転筋や母趾外転筋、背側骨間筋などの筋力強化や変形に対してテーピングや装具を使い矯正をかける事で痛みの緩和などがあります。

また、変形が起こる原因は歩き方や身体の使い方にあります。歩き方や身体を正しく使えていないと筋力低下や関節に負荷がかかり変形が起きやすい身体になってしまいます。

正しい身体の使い方を身に着けしっかり足をつくことで筋力低下を防ぎ関節の負担を減らす事で予防をすることができます。

お身体に不調やお悩みの方はお気軽にご相談ください。

あなたの痛みを真剣に改善・解決します。

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