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しっかり呼吸できてますか?

先週も呼吸についてお話しましたが今回も呼吸の大切さを伝えたいと思います。

体の痛みや不調が息の吸い過ぎからくるかもしれないという事を皆さんはご存じでしょうか?

多くの人が「息を吸う時間が長く、吐く力が弱い」という問題を抱えています。息を吐くように言われると、吐く前に大きく息を吸おうとする人は息を吸い過ぎていて、これは二酸化炭素への耐性が下がっている為です。体は二酸化炭素が多く、酸素が足りないと反応するため、吸い過ぎてしまいます。

息を吸う時間が長い人は、人の活動を活発にする交感神経が優位になり、心身を休ませる副交感神経は抑制されてしまい常に緊張している状態になります。そうすると体は炎症を起こしやすくなり、痛みも感じやすくなる為、頻繁に不調を感じるようになります。

他にも口呼吸は人の体にダメージを作ります。この口呼吸は口で息を吸う事をいいます。

口呼吸をすることで本来は鼻で吸う事によりウイルスやほこりの侵入をフィルターとなり防いでくれますが口で吸う事によりウイルスなどが体内に入りやすくなり病気になりやすくなります。

口呼吸により横隔膜を十分に使えないため内臓の動きに影響できない為、内臓機能が低下し交感神経優位の緊張状態を解消できなくなる。

舌が落ち気道を塞ぎ狭くなることで、いびきや無呼吸などを起こし、睡眠の質が低下。

口呼吸をすることで鼻腔から分泌される一酸化窒素が体に入らなくなり、一酸化窒素の効果である血管の拡張、免疫や生殖機能の向上などの効果が受けれないため免疫力や生殖機能の低下、血管が拡張しないことによる心臓病や脳卒中のリスクも高くなります。

呼吸が体に及ぼす効果はこれ以外にも色々ありますが間違った呼吸を続ける事で身体は多くのリスクを背負うという事皆さんは分かって頂けたでしょうか?

当院ではお身体の改善の為に正し呼吸を身につけることも指導していきます。是非当院で正しい呼吸を身につけ身体の内側から変えていきませんか?

お身体でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

あなたの痛みを真剣に改善・解決します。

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